新規会員研修・『紀三井寺』より

1月19日(土)、4回目の新規会員研修。今回は、紀三井寺。

 紀三井寺石段下に集合。片山さんの案内でスタート。まず、石段を登る前に、2017年に設置された『ざんげと招福の水』の話から概要説明が始まりました。楼門前の21段の石段を登り、この楼門が安土桃山の様式を残していて、紀三井寺で2番目に古い建造物であることが紹介されました。

 楼門をくぐり、見上げる結縁坂のエピソードと、先日、行われた速駈詣についてふれられました。子院、穀屋寺、参詣曼荼羅と話は進み、石段を登っていきます。清浄水と楊柳水に立ち寄り、三井寺との比較、波切不動、応同樹の話は広がり、厄除けの坂を登りきり、六角堂で西国三十三所の御本尊をまつる『写し観音』の話の後、筆塚から新仏殿へ。

 12m高の金色の木造千手観音立像を見上げながら、千の手とその持ち物の話、五鈷杵についてなどについて紹介されました。新仏殿の外に出て、景観を見ながら、徳道上人の話から三十三所巡礼の話へ。その後、3番目に古い鐘楼、桜の標本木を見て、本堂へ。

 香炉を支える天邪鬼、御詠歌の額を見て、秘仏本尊の十一面観音像と千手観音像が50年に一度の開扉であることに驚かされます。外にある酒好きのびんづるさんもおもしろい話でした。脇の47段の石段を上がり開山堂前で為光上人の話。最古の建造物の多宝塔が室町時代の形式を残し、重文で、大日如来を中心に五智如来が祀られている話と、春子稲荷前で、秀吉によって焼き討ちされなかった逸話も紹介されました。

 その後、御成の間前からおりて、松尾芭蕉、北村季吟と話は広がり、旧熊野街道を歩き、吉祥水へ。李梅渓の文字を見て、多彩な話でたっぷり2時間の研修は終了しました。