『和歌山の 名所無料で ガイド中』語り部が皆様をお待ちしているのは、この時、ここで!!

みすゞ

スポット情報

和歌山城の冬

雪は降りませんが、和歌山の冬は空気が澄んでいるからか、冷え込みます。 沈んだ色彩の中で、お城は黙してじっと立ち尽くしています。厳寒の雲間から見える薄水色の空を私は「ザビーネの瞳」と呼んでいます。ジャン・クリストフの初恋の少女の瞳です。 お堀...
スポット情報

名残の紅葉と…

寒波が来ても、常春の和歌山城は紅葉が残っています。 近畿北部では大雪が続いて、和歌山でも北西の風が吹き荒んでいます。さすがにまもなく散ってしまうでしょう。 代わって、大手門筋には水仙が咲き出しました。南国の冬が進んでゆきます。全国的に雪の多...
スポット情報

雄山(おのやま)峠譚

アイキャッチは、雄山峠の頂上から北を写しました。和歌山と大阪を隔てる屏風のような和泉山脈を越える峠はたくさんあります。雄山峠は、和歌山市のいちばん東側を泉州へと越える峠で、熊野古道が通っています。(泉や紀州の人々は小栗街道とも呼びますが。)...
スポット情報

秋、東照宮

秋、というのに、青々とした林に包まれた東照宮の参道……。でもよく見ると! 青石の敷石の隙間に、木の実、木の実。県の木、ウバメガシの実でしょうか。 いつもならご拝殿のほうを写すのですが、今日は御神輿社のほうに目が向きました。そう!脇の楓がきれ...
スポット情報

キイジョウロウホトトギスです。

キイジョウロウホトトギスが咲いてます。古座川の一枚岩ではたくさん咲いているようですが、はるか彼方です。和歌山市内、お城の紅葉渓庭園でも見られます。上の橋で、落ちないように注意して欄干からのぞいて下さいね。紀伊半島特有の黄色いホトトギスが枝垂...
スポット情報

紅葉かしら?

今年の和歌山は、水蒸気が多い、そのくせきちんとした入道雲の出ない夏でした。昼間は残暑ですが、朝夕は少し涼しくなりました。お城の北側、木の葉の色が微妙に変わってきました。🍂紅葉してきたのかなあ。街中の木の方が紅葉は早いのですが、周りは青々して...
スポット情報

夏の紀州和歌山城

「夏草や兵どもが…」は夏の城跡として有名な句ですが、抜ける青空バックの和歌山城は樹々に囲まれてちょっとトロピカル❣️ワビ、サビとは違う風土ですねー。 これはジャングルではありません。ちゃんと和歌山城の南東、岡口門外です。楠で、和歌山城内にも...
スポット情報

雨晴る。

このタイトルからすると、青空に浮かぶ天守閣がいいのかもしれませんが、あまりの緑の清々しさに西の丸庭園を写してしまいました。 輝く緑に野の花が咲き競っています。シロツメクサやヒメジョオン(ハルジョオンかも) この濃いピンクの花はネジバナという...
スポット情報

雨も又よし

雨の和歌浦、木々も水も岩山も、梅雨の雨に包まれて静かです。このおさえられた鈍い光の中、玉津島神社の⛩の朱は、一層鮮やかです。 雨中の青石は、磨かれたようにさらに青さをまし、御拝殿へ私たちを導きます。 不老橋の下の水面も雨しきりです。 「御熊...
スポット情報

和歌の浦 潮干にけらし

「和歌の浦に潮満ちくれば潟を無み 葦辺をさして田鶴鳴きわたる」 和歌山市の片男波海岸は奈良時代に山部赤人がこの和歌をここ和歌浦で作り、後世に名付けられました。   潮が満ちると向かいの岸壁まで一面の湾になります。右の黒い松林は、片男波の砂嘴...