何このコンテナ？もしかして？

12月9日、近代美術館を訪れた時、テラスに何やら白いコンテナみたいなのが、置いてありました。和歌浦のエレベーターでの『所にも似ず無風流な…』などと漱石よろしく思ったわけですが、振り返るとこんな様子！

もしかして、これは、黒川紀章の有名な作品『中銀カプセルタワー』の一部ではありませんか？

先年、解体されたと聞いていましたが、キャプションを読むと、140個のカプセルのうち『救出』された23個のうちの一つが和歌山に来た模様。黒川作品である県立近代美術館と県立博物館一体のこの空間に、黒川作品が登場し、さながらKUROKAWAランド（？）状態。ずっとここにあるのかどうかわかりませんが、今、天守からも見えるはずですので、ぜひご注目を！